エンハンス

EH波温熱療法（エンハンス温熱療法/超短波温熱療法）とは？

EH波温熱治療法とは、超短波により病巣深部まで温めることにより免疫機能の増強、循環・代謝の向上をすることを目的とした治療です。

がん患者さまは低体温や循環不全に陥っていることも多く、冷えた体に活性化リンパ球を点滴しても体内で冷やされてしまいます。そのため、がん細胞まで活性化リンパ球が到達しない場合があるのです。

このようなケースにおいて、EH波温熱療法（エンハンス温熱療法/超短波温熱療法）を行います。この治療は、広範囲の病巣深部まで温熱が届く治療法です。

活性化リンパ球を体内に戻す時に温熱療法を行うと、循環や代謝をアップさせ効率よく免疫細胞を増強することができます。　

しかし、誰でもこの治療を受けられるというわけではなく、医師が必要だと判断した場合のみになります。

他治療との併用について

放射線治療や抗がん剤治療との併用は可能ですが、治療の副作用で強い皮膚症状などが出現している方は治療ができない場合があります。

EH波温熱療法（エンハンス温熱療法/超短波温熱療法）を受けられない人

・ペースメーカーを使用している方
・血友病患者の方
・妊婦の方
・認知症の高齢者など意思の伝達が難しい方
・医師の判断により条件を満たさない方

EH波温熱療法（エンハンス温熱療法/超短波温熱療法）の費用

¥41,800(税込)

EH波温熱療法（エンハンス温熱療法/超短波温熱療法）で起こりうる副作用

EH波温熱療法（エンハンス温熱療法/超短波温熱療法）は副作用がほとんどありません。

しかし、照射に伴い不快な気分になる、照射部が熱い、チクチクするなどといった違和感が出る可能性もあります。

そういった症状が現れた場合は、すぐ看護師にお知らせ下さい。

治療上の注意事項

• 必要に応じて寝衣に着替えて頂きます。
• 熱傷の可能性があるので金属類・湿布等の貼付薬は外して頂き、看護師の指示に従って頂きます。
• 携帯電話や時計等の電気機器は故障の恐れがあるため、予防シートを使用させて頂きます。
  ※予防シートを使用した場合でも、故障の可能性がございますのでご了承下さい。
• 治療時間は医師の判断で決定します。