ドーム

全身遠赤外線温熱療法（ドーム）とは？

全身遠赤外線温熱療法（ドーム）は、広範囲に温熱を届けることで、全身のがん転移などに有効な治療法です。

温熱で体を温めることで循環不良を改善します。これは、免疫細胞が熱を好む特性が大きく関係しています。

また、体内に戻した活性化リンパ球に対して活発に働きかけることが可能です。

この治療は、温熱リンパ球療法と併用して行うことで治療効果を発揮します。

全身赤外線温熱療法（ドーム）のみを行っても抗がん効果が弱いため単独では用いません。

治療対象者について

下記の方は単独での温熱治療、もしくは他の治療と併用して行うことをご提案しています。

・がん転移がみられる方
・冷え性や末梢循環障害がある方
・医師に全身遠赤外線温熱療法（ドーム）の治療が必要だと判断された方

全身遠赤外線温熱療法（ドーム）の治療の流れ

1. 施術中発汗があるため、当院で準備した寝衣と紙パンツに着替えて頂きます。
2. ベッドに横になった状態で足元から肩まで覆うように、ドーム型の温熱版を設置させていただきます。
3. 温タオルで体をふいて頂き、更衣をして頂き終了です。

※ドーム内の温度は25-45℃です。体調を見ながら調節いたします。
※治療時間は医師の判断で決定します。

全身遠赤外線温熱療法（ドーム）の費用

¥33,000(税込)

全身遠赤外線温熱療法（ドーム）の副作用・リスク

全身遠赤外線温熱療法（ドーム）は副作用がほとんどありません。

しかし、多量の発汗に伴い脱水になる恐れがあるため、治療中はこまめに水分補給をして頂きます。

治療上の注意事項

以下の方はカウンセリング時に医師へご相談ください。

•  急性期の炎症（出血、腫脹などが強い場合は特に）
•  知覚障害がある場合
•  皮膚疾患、感染巣がある
•  ペースメーカー使用中の方