分子免疫染色検査
Molecular Immunostaining Test- Top
- Cancer Diagnosis
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分子免疫染色検査とは
分子免疫染色検査は目的とする分子(タンパク質)が癌組織(がん細胞)上に発現しているかどうかを調べるために行います。
組織上に
- PD-L1の発現が多い場合には抗PD-1抗体の適応
- EGFRの発現が多い場合にはEGFR阻害剤の適応
- HLA分子が発現している場合には、免疫細胞の治療が効果的である
など、様々な薬剤の効果を判定する事が出来ます。
分子免疫染色検査で分かること
腫瘍組織中のPD-L1発現を調べます。
がん細胞がPD-L1を多く発現している方が抗PD-1抗体療法の効果が高いと考えられており、治療を選択する上での有用な情報となります。
分子免疫染色検査の種類
PD-L1発現診断
抗PD-L1抗体療法の適応を事前に調べることを目的とし、免疫染色法を用いて腫瘍組織中のPD-L1発現を調べます。
がん細胞がPD-L1を多く発現している方が抗PD-1抗体療法の効果が高いと考えられており、治療を選択する上での有用な情報となります。
検査にはホルマリン固定パラフィンブロックから作成された未染標本スライドが必要となります。
所要日数は約1ヶ月程度です。
分子免疫染色検査が適している人
抗PD-1抗体やEGFR阻害薬などの治療をご検討中の方
分子免疫染色検査の流れ
①カウンセリング予約
予約センター(03-3222-1088)までご連絡を頂き、カウンセリング日を決定いたします。
お電話にて持ち物や資料等のご案内をさせて頂きます。
②診察
初回カウンセリングは30分~1時間程度かけて行います。
ご病気や体調面などの詳細を伺いながら検査の実施が必要であればご提案させていただきます。
③検査
手術、生検で得た組織を提出して頂きます。
※必要な組織量などはカウンセリング時に説明させていただきます。
結果が出るまでに1か月程度を要します。
④結果説明
検査結果が出たら再度カウンセリングをさせて頂きます。
結果を基に、個人に合わせた治療プランをご提案させていただきます。
分子免疫染色検査の費用
¥440,000(税込)
当院は予約制です
はじめての方、お問合せの方、東京以外で受診をお考えの方、まずはお電話ください。