肉腫治療について

  • 肉腫の概要

■ 発生頻度は低いものの、悪性度が高く予後は不良

肉腫とは、骨・筋肉・脂肪・血管などの軟部組織にできる悪性腫瘍です。悪性度の高い骨肉腫、軟部肉腫、メラノーマ(悪性黒色腫)、骨髄腫、白血病、子宮肉腫、悪性リンパ腫などが肉腫にあたります。

 

肉腫はその名の通り肉の塊のような姿で、比較的軟らかいのが特徴です。上皮系組織由来のがんと比べて、肉腫の発生頻度は低いものの、悪性度が高く、予後は良くない傾向があります。

  • プルミエールクリニックの治療法

■ 肉腫には

-特殊型リンパ球治療(NK+α)や変動型分子標的樹状細胞治療

肉腫には、特に抗がん活性力の強い「特殊型リンパ球治療(NK+α)」や「変動型分子標的樹状細胞治療」をベースに治療を行います。

 

最初の4~6週間は持続的に治療します。特殊型リンパ球の培養期間は約2週間、樹状細胞の培養期間は約1~2週間です。

 

⇒特殊型リンパ球治療(NK+α)とは(新しいウィンドウを開きます)
⇒変動型分子標的樹状細胞治療とは(新しいウィンドウを開きます)

■ 転移がみられる場合には

-超特異的リンパ球群連射治療

遠隔・多発転移している場合には、「超特異的リンパ球群連射治療」で徹底的にがんを攻撃します。リンパ球の培養期間は約2週間です。

 

⇒超特異的リンパ球群連射治療とは(新しいウィンドウを開きます)

  • 最新治療情報 肉腫のここに着目!
■ スフェロイド形成能が強い肉腫には持続攻撃的なリンパ球治療を
肉腫の治療では、スフェロイド形成能に着目します。スフェロイドとは、直径4mm以下の多細胞の凝集体です。凝集体となった多細胞体のがん細胞と正常細胞が、それぞれに成長因子(オートクラインとパラクライン)を出し、押し合うことで成長を促し合います。

 

スフェロイドの大きさが4mmを超えると、血管が入り込んで結合が強固になり、独立した集合体としての体裁ができます。そして、転移巣にあるスフェロイド形成能が大きいほど、がんの運動性が向上し、互助作用は正常細胞より強くなるのです。

 

特に肉腫の場合、スフェロイド形成能が高いので抗がん剤が効きにくく、非常な速さで増殖します。それに対抗できるのは、バイオラッシュ法を取り入れた持続的な攻撃型の「リンパ球治療」です。

 

さらに、抗がん酵素とインターフェロンの複合体の力でがんを封じる「ニュースパークシャワーリンパ球治療」や、攻撃力を高める補助的な免疫注射(複数の免疫物質の複合体でリンパ球や樹状細胞の持続性を高めるもの)を行って、一気に細胞力の強い肉腫を消滅させることを狙います。

 

⇒リンパ球治療とは(新しいウィンドウを開きます)

⇒ニュースパークシャワーリンパ球治療とは(新しいウィンドウを開きます)

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更新日:2018年12月7日