がんの中心部分には女王蜂のような親玉(がん幹細胞)が君臨し、その周囲には多くの子細胞が取り囲んでいます。
抗がん剤や放射線の治療を数多く行うとがんの子細胞は滅びますが、親玉であるがん幹細胞は増え、抵抗性の強いがんの塊になり、やがて難治療性がんに変化してしまいます。
そこで、Astron Institute(プルミエールクリニック付属研究所)により研究開発されたがん幹細胞特異ワクチンを樹状細胞や特異的リンパ球と連携することで、従来の治療法では抵抗性を示していたがん幹細胞に対応する治療として2017年9月より開始しております。
当院では、がん幹細胞特異ワクチンを新生ペプチドワクチンや免疫新薬と併用することをお勧めしております。
難治性・進行がんとは
難治性がんとは、がんの標準治療(手術・抗がん剤・放射線)で「治療困難」と診断された方で、多くは、「全身にがんが転移している場合」「がん細胞の性質自体が放射線や抗がん剤の治療に抵抗している場合」をいいます。特に後者の方の場合、体力もあり元気なのに治療困難と診断されてしまうことがあり、緩和ケアのみを行っているケースも少なくありません。
しかし、国際的な先端医療のレベルからすると、必ずしも難治性がんと判断し難い場合があります。別の積極的な新しい治療によって治ったかもしれない可能性を、標準治療の制限で失っている事実もあるのです。
プルミエールクリニックの難治性がん治療
治療の前段階
1
免疫解析によってがん細胞の増殖力や攻撃力を検査し、免疫など自己防衛能力を高める治療計画を図ります。難治性がんの場合、がんの力の大きさが問題になるので、解析による適正な治療法でがんを取り除いていきます。
2
栄養状態の改善を図ります。これらの基礎的治療は、その後の治療の前段階を整える重要な作業です。「免疫力」「抗がん力」「腫瘍血管新生阻害」「腸内環境の改善」「抗酸化力」の5つの要素の不足しているものを補いながら、できるだけ負担の少ないテーラーメード治療でがんを的確に封じ込めていきます。
新5次元理論
星野式がん治療
1
免疫細胞療法、低用量抗がん剤、分子標的薬、温熱療法などを用い、できるだけ身体に負担の少ない治療計画を実践していきます。
2
治療の実段階で評価をします。一般血液検査、画像、免疫解析(1ヶ月毎)
3
中期的に評価していきます。(3ヶ月毎)
4
評価により適正プランニングを提案し治療を実践していきます。
難治性・進行性がんで早期に治療結果を出したい方への短期集中治療や、通院が困難な方への在宅往診プログラムを実施しております。お電話にてお問合せ下さい。