きらきら生活ブログ

京都歳時記(1)~冬こそ滋味豊かな京風湯豆腐で体を温めましょう

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統合医療ビレッジ プルミエールクリニックには、全国から患者様がいらっしゃいますが、関西方面の患者様に少しでもご来院しやすい場所をとの想いから、京都市内に「プルミエールクリニック 京都」を設立し、完全予約制で治療を行っております。

そんな当院とかかわりも深い京都は何千年という歴史に培われた風土から、心も体も癒される場所や物などがたくさんあります。当ブログでは「京都歳時記」と銘打って、京都の魅力をお伝えしてまいります。

 

今回は「湯豆腐」です。

寒いこの時期、体がぬくもる湯豆腐はいかがでしょうか。炭火の遠赤外線でじっくりと温めた豆腐の味わいはまた別格です。がんを患って食欲のない方も淡白な味わいの京風のたれが食欲をきっとアップしてくれますね。

また豆腐は90%が水分ですから、山紫水明の京都ならではの食品といえます。豆腐は当初、貴族の食べ物で一般に広がったのは室町時代。別名白壁ともいわれていました。

そして、豆腐は古くて新しい健康食品です。

第一に、豆腐の原料となる大豆のタンパク質は動物性タンパク質に近くて良質なタンパク質とされ、消化吸収も早いという特徴があります。豆腐はさらにそのタンパク質を吸収しやすいように加工してありますから、がん患者様にとっても理想的な食品といえるでしょう。

第二に、大豆に含まれる栄養素が温まった体を巡り、血液循環を良くしてくれます。そして、湯豆腐を食べることは浮腫や貧血などの予防につながるのです。

最近では、豆腐に含まれるレシチン、コリン、サポニンといった栄養分ががんや動脈硬化、心臓病など生活習慣病の増加で改ためて注目されています。

京都へお出かけの節は身も心も温まる湯豆腐で十分に体をフレッシュアップしてください。

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