前向きながん治療・抗がん剤との付き合い方(8)がん幹細胞について(前編)

がんの塊というのは蜂の巣と一緒です。

がんの中心部分に「がん幹細胞」という、がんの子どもを生み出す女王蜂がいます。
その周りに、働き蜂にあたるがんの子細胞がいるのです。

抗がん剤というのは子細胞にはよく効きます。
ところが、女王様には全く効かない。いわば、殺虫剤と一緒でおおもとには効果がないのです。

抗がん剤によって働き蜂がどんどん死んでいくと、蜂は驚いて、今度は抵抗力のある
女王蜂だけを増やそうとします。
それによって、女王蜂だらけの強いがんができてしまうのです。

例えば、もともと直径10センチのがんの塊があったとします。
抗がん剤治療によって3か月後、一旦は直径3センチまで小さくなったとします。
しかしこれは一時的なもの。

女王様はぜんぜんびくともしていないのです。
その後、がんが直径10センチの塊になったとしたら、困ったことに、当初のがんに比べ、
悪性度が増しています。
そこからはがんの進行が早くなってしまうのです。

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