前向きながん治療・抗がん剤との付き合い方(4)標準量に疑問を呈す

そもそも抗がん剤の標準量は「(短期的に)抗がん剤に身体がどこまで耐えうるか」
という物理的な考え方によって決められています。

血液検査で標準量を投与できるかを調べますが、治療前にするのはそれだけです。
患者さんの生活や体質、長期的な副作用などは考慮されていないのです。
そんな標準量には大いに疑問を持っています。

実際のところ、抗がん剤の標準量を投与するのと、標準量から2~3割減量して
投与するのでは、そんなに効果は変わらないと感じています。
それどころか長期的な目で見れば、5年後の生存率は減量したケースの方が高いようです。

なぜかというと、お年寄りなど体が弱っている方に標準量を使うと予定通りの抗がん剤治療が
できないことが多いのです。
例えば、1コース目の治療で標準量通りに投与すると、2コース目が2ヵ月先、3ヵ月先に
延期してしまうことがあります。
ですから、患者さんの年齢や体質などを考えて、減量したほうが長期的には良いと考えています。

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