若々しい脳のためのブレイン・ケア(3)記憶力を高める6大栄養素(前編)

脳を健やかに保つためには食事のとり方も重要です。
1日3食バランスよく食べることはもちろんですが、
それにプラスしてぜひともとっておきたい栄養素を
厳選して6つほど紹介しましょう。

■EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)
ブレイン栄養素の代表格と言えば、
魚の脂に含まれる脂肪酸・EPAとDHAです。
EPAには血液をサラサラにする働きがあり、
血管の老化を防ぎます。
一方、DHAには脳の神経細胞の先端にあるシナプスを守り、
情報伝達をスムーズにしてくれる働きがあります。
EPA・DHAを多く含む食品はさんま、はまち、いわし、ぶりなど。
お魚はできるだけ旬を意識して食べるのがおすすめです。
例えば、カツオは脂ののっている秋のほうが春に獲れるものに比べ、
DHAの量が10倍も多いんですよ。

■レシチン(ホスファチジルコリン)
脳や神経組織などに多く含まれ、神経伝達物質のアセチルコリンの生成に必要な成分です。学習力や記憶力を上げてくれることもわかっています。
レシチンが多く含まれるのは大豆製品。
とくに納豆には血栓を溶かしてくれるナット―キナーゼも
含まれているので週に3回はとっておきたいですね。

■ビタミンB群
ビタミンB1、B6、B12などのビタミンB群は
別名“健脳ビタミン”とも呼ばれ、
神経細胞や神経伝達物質をつくる働きがあります。
しかも、ビタミンB群の1つの葉酸には、
脳機能の異常を防ぐ効果があります。
ビタミンB群を効率的に摂るのに
ビタミンB1の多い豚肉と葉酸の多いホウレン草の
炒め物などがおすすめです。

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