プレシジョン解析
16:06 - リキッドバイオプシー
22:39 - スーパープレシジョン検査
22:33 - 分子解析・ペプチド解析・免疫染色法
分子解析・ペプチド解析・免疫染色法について
分子解析
現在の抗がん剤治療での最大の欠点は副作用にあります。この欠点を一新する分子標的薬という新しいタイプの抗がん剤が登場してきました。分子レベルのがん細胞に働きかけるので正常細胞へのダメージが少なく、副作用を軽減できるQOLを重視した身体にやさしい治療薬です。
この分子標的薬の使用の有効性を調べるのが分子解析です。手術で取り出したがん組織や血液の検査などで、がん細胞が持っている遺伝子情報を分子レベルで検査します。
ペプチド解析
がんワクチン療法、またはがんワクチン活性化樹状細胞療法を行う際に、どのようながんワクチンを選定すれば有効かを解析する検査です。患者さまの免疫細胞を用いた検査により、最も適合するがん抗原ペプチドを調べ、その結果をがんワクチン療法やがんワクチン活性化樹状細胞療法に反映させます。
免疫染色法
手術や生検の自己標本を用い、がん特有の分子情報である抗原抗体反応(免疫反応)を発色操作によって検査します。分子解析やペプチド解析の際にも応用しています。
PD-L1発現診断
抗PD-1抗体療法の適応を事前に調べることを目的とし、免疫染色法を用いて腫瘍組織中のPD-L1発現を調べます。
がん細胞がPD-L1を多く発現している方が抗PD-1抗体療法の効果が高いと考えられており、治療を選択する上での有用な情報となります。
検査にはホルマリン固定パラフィンブロックから作製された未染標本スライドが必要となります。所要日数は約1か月となります。
22:27 - 腫瘍免疫チェック
腫瘍免疫チェックについて
免疫細胞療法は、低下した免疫力をがんと闘えるまでに強化することが目的です。個体差を重視した免疫細胞療法を行うには、改善すべき免疫システムがどこなのかを正しく知る必要があり、腫瘍免疫チェックは必須項目となります。
採血による最新の免疫学的技術を駆使した検査です。がん細胞攻撃の主となる NK細胞やT細胞の機能、腫瘍免疫やがん血管新生に関与するサイトカインの測定などを行い、血液中のこれらの因子の濃度やバランスをみることにより免疫状態を的確に把握します。
腫瘍免疫チェックによってこれらの免疫物質の状態を調べます。
抗がん細胞活性 | (1) NK活性 | 実際にがんを倒す免疫細胞の元気度です。 |
免疫バランス | (2) TH1/2バランス | 免疫のバランスが良い方向か悪い方向かをみます。 |
(3) CD4/8バランス | ||
(4) CD4/25バランス | ||
良い免疫ホルモン | (5) IL-7 | 善玉免疫ホルモンです。 |
(6) IL-12 | ||
悪い免疫ホルモン | (7) IL-6 | 悪玉免疫ホルモンで、がん細胞が自分自身を免疫の攻撃力からのがれるために作る免疫抑制物質です。 |
(8) TGF-β | ||
(9) PGE2 | ||
がん及び異常な血管の新生因子 | (10) VEGF | がんの増殖や転移と深く関わるがんの栄養血管を作るホルモンです。 |
(11) TNF-α | ||
体の酸化度合 | (12) 酸化ストレス度測定 | 酸化ストレスは体のさびつき度、抗酸化力はさびつきにくさを示しています。 |
(13) 抗酸化力測定 |
17:03 - 分子解析・ペプチド解析・免疫染色法(旧)
分子解析・ペプチド解析・免疫染色法について
分子解析
現在の抗がん剤治療での最大の欠点は副作用にあります。この欠点を一新する分子標的薬という新しいタイプの抗がん剤が登場してきました。分子レベルのがん細胞に働きかけるので正常細胞へのダメージが少なく、副作用を軽減できるQOLを重視した身体にやさしい治療薬です。
この分子標的薬の使用の有効性を調べるのが分子解析です。手術で取り出したがん組織や血液の検査などで、がん細胞が持っている遺伝子情報を分子レベルで検査します。
ペプチド解析
がんワクチン療法、またはがんワクチン活性化樹状細胞療法を行う際に、どのようながんワクチンを選定すれば有効かを解析する検査です。手術または生検の標本を免疫染色して調べ、その結果をがんワクチン療法やがんワクチン活性化樹状細胞療法に反映させます。
免疫染色法
手術や生検の自己標本を用い、がん特有の分子情報である抗原抗体反応(免疫反応)を発色操作によって検査します。分子解析やペプチド解析の際にも応用しています。
PD-L1発現診断
抗PD-1抗体療法の適応を事前に調べることを目的とし、免疫染色法を用いて腫瘍組織中のPD-L1発現を調べます。
がん細胞がPD-L1を多く発現している方が抗PD-1抗体療法の効果が高いと考えられており、治療を選択する上での有用な情報となります。
検査にはホルマリン固定パラフィンブロックから作製された未染標本スライドが必要となります。所要日数は約1か月となります。
15:46 - 腫瘍免疫チェック
腫瘍免疫チェックについて
免疫細胞療法は、低下した免疫力をがんと闘えるまでに強化することが目的です。個体差を重視した免疫細胞療法を行うには、改善すべき免疫システムがどこなのかを正しく知る必要があり、腫瘍免疫チェックは必須項目となります。
採血による最新の免疫学的技術を駆使した検査によって、免疫の状態を的確に把握していきます。がん分子免疫の主となるNK細胞やT細胞の機能、腫瘍免疫やがん血管新生に関与するサイトカインの測定などを行い、それぞれの細胞力を測定します。また、投与した活性化させたリンパ球や活性化させた樹状細胞の効力を調べる場合には、バイオアッセイ法の検査でその活動性を測定します。
腫瘍免疫チェックによってこれらの免疫物質の状態を調べます。
抗がん細胞活性 | (1) NK活性 | 実際にがんを倒す免疫細胞の元気度です。 |
免疫バランス | (2) TH1/2バランス | 免疫のバランスが良い方向か悪い方向かをみます。 |
(3) CD4/8バランス | ||
(4) CD4/25バランス | ||
良い免疫ホルモン | (5) IL-7 | 善玉免疫ホルモンです。 |
(6) IL-12 | ||
悪い免疫ホルモン | (7) IL-6 | 悪玉免疫ホルモンで、がん細胞が自分自身を免疫の攻撃力からのがれるために作る免疫抑制物質です。 |
(8) TGF-β | ||
(9) PGE2 | ||
がん及び異常な血管の新生因子 | (10) VEGF | がんの増殖や転移と深く関わるがんの栄養血管を作るホルモンです。 |
(11) TNF-α | ||
体の酸化度合 | (12) 酸化ストレス度測定 | 酸化ストレスは体のさびつき度、抗酸化力はさびつきにくさを示しています。 |
(13) 抗酸化力測定 |
細胞因子の濃度を検査するバイオアッセイ法を用いて、投与した活性化させたリンパ球や活性化させた樹状細胞の活動性を調べその効力を測定します。