きらきら生活ブログ

京都歳時記(7) 冬の京都で栄養たっぷりの牡丹鍋を囲みましょう

しし鍋紅葉の便りが全国で聞かれるような時期に
なりましたが、この時期になると鍋物が
恋しくなります。
そんなときにうってつけなのが、牡丹鍋です。

牡丹とはイノシシ肉のことを指します。
京都近郊の山々には野生のイノシシが
数多く出没し、来年の2月まで狩猟期間と
なります。

その期間の牡丹鍋は芯まで温まり、しかも栄養分も豊富です。
ビタミンB1とカルシウムが豊富で、血流を促進します。
抗がん剤の副作用で手足や指先などが冷えてしびれることがありますが、
牡丹鍋はそうした症状の緩和が期待できます。

どんぐりただイノシシが野生か、牧場で育ったものか、
注意する必要があります。
野生のイノシシは滋味豊かな山の食物をとり、
竹林や岩下を駆け回っています。
それによって栄養分が豊富になり質も高くなるのです。
しかし、人の手で育てられたイノシシはそうは
いきません。

牡丹に唐獅子ではありませんが、牡丹鍋を食して 獅子身中の虫であるがんを
退治しましょう。

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