がんとテロメア(7)細胞老化とがん抑制

前回、「テロメア短縮による細胞老化」と「それ以外の細胞老化」という2段構えの壁を
乗り越えて、がん細胞は生じている、という話をしました。

それではどんなときに細胞老化は起きるのでしょうか?

細胞老化を起こすには大きく、がん抑制遺伝子p16/RBを介するパターンと、
がん抑制遺伝子p53/p21を介するパターンがあります。

p16、RB、p53、p21の4種類はいずれもがん抑制遺伝子であることから、細胞老化とがん抑制が
密接な関係にあると考えられています。
実際、p16/RBルートとp53/p21ルートが失活していると、細胞老化が妨げられるだけでなく、
がん細胞が活性化しています。

このことからも、正常な細胞老化はがんを抑制するために重要であることをご理解いただけるはずです。

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